平成29年11月5日にPESCJ関東 所沢講演会を開催させて頂きました。天気にも恵まれ非常に気持ちの良い1日を過ごすことができました。
会場定員の都合上参加のご希望に添えない先生方には大変ご迷惑をおかけいたしましたが、埼玉県のみならず群馬県、神奈川県、都内などからも定員をはるかに上回るご応募ご参加を頂きまして大変ありがとうございました。
多くの先生方が大切な患者さんのために歯内療法に関わる問題をどうしていくかという事を真摯に考えられていることに心を打たれます。 今回は講演の質問を質問票という形式にして多くの質問をして頂く試みを実施いたしました。お昼休憩の際に個別にご質問を頂いた先生も多くいらっしゃいましたが、この質問票も利用していただき、先生方からの質問全てに返答をさせて頂きました。
質問(一部抜粋)
・ガッタパーチャはどの程度浸透しやすいのでしょうか、充填材の種類が変われば浸透(漏洩)は防げるものでしょうか?
・単味の水酸化カルシウムを貼薬し、翌回のそれを除去する際に、根尖部に残存した水酸化カルシウムをマイクロスコープで観察するとなかなか除去できないことがあるのですが、良い方法はないでしょうか?
・時折根尖部に透過像があり、失活歯と思い、根管治療を開始すると知覚を訴え、生活歯であったというケースを見るのですが、どう言った病態なのでしょうか?
この他にも臨床ではこんなことに迷っているという質問を多数頂きました。講演アンケートでは、高評価をいただけたものとなりましたが、再受講の際にまた新たな発見をしていただけるよう研鑽に努めてまいりますので、今後とも宜しくお願い致します。
以下はアンケート結果の一部抜粋になります。
・今さら聞けない診査診断を深く学ぶ事が出来た。 動画やケースが多くて理解が深まった。
・無菌的処置というものがどういう事かよく理解できた。
・拡大形成時のポイントがよく理解できた。
・貼薬材の選択や方法がよく理解できた。
・築造の方法がより深く学べて良かった。
・外科的歯内療法がよく分かった。
・ハンズオンコース、アドバンスコースなども行なって欲しい。
ペンエンドスタディークラブインジャパンでもAEオープンセミナーを来年2018年10月21日(日)に予定しております。詳しくはPESCJのHPをご覧下さい。 ご興味のある先生方は是非ご参加をお待ちしております。
参加された方へ
復習用のピースサインです。